神戸大学　K.Oさん（男性）　Jan. 2010 6 weeks

☆国を越えてのコミュニケーションにも、結局人間性が大事なんだと実感。
【学校・滞在先の感想】学校を選ぶ際、私の「これだけはゆずれない！」という条件は、”日本人が少ないこと。”でした。EASカウンセラーに相談し、この学校を選びました。授業はテキストを用いましたが、半分以上は、クラスメートや先生との談話でした。リスニングやスピーキングにとても苦労しましたが、非常に楽しい授業だったことは間違いありません。
スタッフはとても親切で、教師にも非常に恵まれました。学校施設もかなり快適で、総合的に非常に満足できる環境でした。関わった方々全てに感謝したいと思います。
私が滞在したホストファミリーは、母親と息子二人の家庭でした。食事はこれぞアメリカ！というメニューでしんどい面もありましたが、昼食でバランスをとりました。私の他に、ブラジル人学生もホームステイしていました。学校までは、バスで２５分。立地が非常に良く、安全でとても快適な地域でした。ブラジル人学生とはケンカをしたりすることもありましたが、文化の違いを知るきっかけにもなりました。お互いに情報交換する事でより良い研修になったと思います。とても良い経験が出来ました。
【アクティビティ】スポーツ観戦や旅行等が中心でした。初めのうちは友達作りに有効な手段でした。
【留学で気付いた事・得たもの等】もともと語学が目的であり、語学さえこなせばすべてうまくいくと思っていました。しかし、国を越えてコミュニケーションをとるにも、結局は、人間性が大事なんだと、実感しました。例えば、英語が出来なくてもどんどん友達と作る人もいれば、英語が出来るのに、いつも寂しそうにしている人もいました。
【現地で上手に過ごす秘訣は？】これは失敗から学んだ事ですが、とにかく「リスニング」は出来るようになっておいた方が良いです。私自身は、リスニングが苦手だったため、質問したくても躊躇する、という場面が度々ありました。
【その他】驚いたのは、私の研修場所だったフォートローダーデールは、同性愛者が意外に多かった事です。その是非はともかく、彼らのイメージは少し変化しました。と言うのも、現地で知り合った知人によると、「町の役人からすれば、同性愛者は大歓迎。なぜなら、彼らはきれい好きが多く、町全体の美化につながるし、また、お金持ちが多いので、経済的にも町を活性化させる。」のだそうです。少し視野が広がったように思います。